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*作業標準(手順書)・チェックシート作成ガイド10ヶ条


** 1.作業標準の記載順の整理 (適合化)
   作業標準は作業順に従い記載する。困難な場合には作業順を明記する。&br;
   チェックシートの記載順は、作業順と一致させる。

** 2.非定常作業の排除 (非定常作業の排除)
   仮処置(完成しているものの取外し)を極力避け、工程全体で最適化する。&br;
   仮処置が避けられない場合には、仮処置後の復帰作業を正規の作業とする。&br;
   作業の一時中断も極力避ける。恒常的な作業中断は、その後の復帰作業を正規とする。

** 3.重要箇所のランク分け (特別化、個別化、影響緩和)
   作業標準は文字強調、下線、記号、図示等で重要箇所のランク分けを行なう。&br;
   チェックシートも必要に応じて同様のランク分けを行う。

** 4.目的の明確化 (異常検出、部分代替化)
   どの様に運用されるかを明確にして作成する。(結果のチェックか作業者の判断、忘れ防止かを明確に)。

** 5.定量化、図示化によるあいまいさの排除 (適合化)
   作業標準への許容限度記載は極力定量化、図示化する。限度見本を用いる場合には、&br;
   定期訓練により運用による個人差を少なくする。

** 6.異常発生時の行動基準の明確化 (異常検出時の漏れ防止)
   作業標準には異常発生時とるべき記録、行動を明確にしておく。&br;
   チェックシートには異常発生時に即記録できる欄を設ける。

** 7.チェック項目の制限 (適合化)
   チェックシートのチェック項目は5項目以下の単位に括る。チェック項目総数のガイドは20項目以下。&br;
   まとめチェックは同一内容で10ヶ所以内とする。&br;
   また、2段階に分かれる場合には別の項目をはさむ。

** 8.チェック欄の記入手法 (自立意識と確認の集中化)
   チェックシートのチェック欄へ‘∨’点チェックのみは極力避ける。&br;
   日付、氏名等を記入し自覚と責任を持たせる。

** 9.準備段階での作業 (共通化、集中化)
   作業以外の処理は、作業前に実施する。(日付、温湿度の記入、測定器の選択、設定)

**10.作業標準の形骸化防止
   変化のある情報は作業標準には極力記載しない。記載する場合には短周期見直しを設定する。

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